チープ・シック ― お金をかけないでシックに着こなす法
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定価 : ¥ 1,890
販売元 : 草思社
発売日 : 1977-04 |
1975年、アメリカの2人の女性ジャーナリストによって書かれた本書は、自分自身を生かす新しいおしゃれの考え方について提案しているが、それは21世紀になった今でも十分通用するものであり、色あせるどころかかえって新鮮である。 ファッションメーカーの言いなりになり、流行に振り回されることを良しとしない著者たちにとって、服装とは自分自身で選びとり、その人自身の生き方にぴったり沿ったものでなくてはならない。その視点で語られるスタイルは、ベーシックを基本とし、その大切さを踏まえたうえで、アンティークやスポーツウェア、民族衣装などを楽しみながら着こなしていくというもの。いずれにしても、服装に無駄な時間とお金をかけないのがモットーだ。 300枚にも及ぶ実例写真は、少々古さも感じさせるが、イヴ・サンローランをはじめ、写真家やアートディレクターへのインタビューは、それぞれのファッションへのこだわりがうかがわれ非常に興味深い。(夢千慕)
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これはきっといつ読んでも新しい |
サブタイトルが「お金をかけないでシックに着こなす方」。それに期待して読み進めていくと、結局はやり物にはとびつかず、定番の物はお金を惜しまず上質の物を、といういかにもお決まりのようなセオリーが。しかし、文章の合間に挟み込まれている、そのセオリーを実践している(・・と著者が例にとって紹介している)人物の写真は、今見てもとても素敵で妙な説得力がある。おしゃれって何だろう。それは最新流行の物を着て人にうらやましがられるためのものではなく、自分が気分よく毎日を過ごすためのものなのだ。人によっては当たり前の事なのかもしれないが、(私を含め)流行に躍らされやすい人は衝動買いする前に、これを読めばちょっと冷静になれるかも!?本を閉じる頃には、柄物のブラウスやワンピースより体に合ったシャツやTシャツ、流行のパンプスよりも、まず良いブーツを買おうかなという気にさせられた。